「プラトニック・プラネット」はどんな曲?
「プラトニック・プラネット」は、Juice=Juiceが歌う楽曲で、作詞は児玉雨子、作曲は炭竃智弘。今回の歌詞ページは2022年4月20日に発売された「プラトニック・プラネット (Ultimate Juice Ver.)」のものだ。
タイトルの「プラトニック」は、一般的には肉体的な関係よりも精神的な結びつきを重視する意味で使われる。
しかし、この曲では単純な「純愛」だけを描いているわけではない。
むしろ、好きな相手への強烈な恋愛感情と、抑えきれない衝動が宇宙規模のスケールで表現されている。
「プラネット」は二人だけの世界
歌詞では地球や金星といった惑星が登場する。
特に重要なのが、現在いる世界から抜け出して、相手と別の惑星へ行こうとするイメージだ。
これは単なるSF的な表現ではなく、「二人だけの世界を作りたい」という恋愛感情の比喩として考えられる。
好きな人との距離が縮まれば、周囲の世界がどうでもよくなり、二人だけの空間に閉じこもりたくなる。
「プラトニック・プラネット」というタイトルには、そんな恋する側の理想郷が込められていると考えられる。
アプロディーテーとマグダレーネの意味
冒頭には「アプロディーテー」と「マグダレーネ」という名前が登場する。
アプロディーテーはギリシャ神話の愛と美の女神として知られる存在だ。
一方、マグダレーネは一般的に聖書に登場するマグダラのマリアを連想させる。
愛や美、そして宗教的なイメージを持つ人物を並べることで、恋愛感情を単なる日常的な「好き」という感情から、神話的・象徴的なものへと広げている。
恋をしている本人にとっては、恋愛そのものが世界を変えてしまうほど大きな出来事になる。
その感覚が、こうした固有名詞によって強調されている。
プロメテウスと「火」の意味
後半ではプロメテウスも登場する。
プロメテウスはギリシャ神話で、人間に火を与えた存在として有名だ。
歌詞の中で「胸に火をつけた」というイメージにつながることから、恋愛によって生まれた情熱や衝動を象徴していると考えられる。
つまり、この曲に登場する神話的な人物は、恋する女性の内面を表現するための装置になっている。
愛、美、情熱、運命といった要素が次々と重なり、恋愛感情がどんどん大きくなっていく構成だ。
「約束がほしい」に表れる本音
この曲で特に印象的なのは、強気な恋愛感情だけではない。
相手に対して積極的に迫りながらも、心の奥には「本当に自分を選んでほしい」という不安がある。
だからこそ、単に言葉を交わすだけでは満足できず、二人の関係を確かなものにする約束を求める。
ここに、この曲の「プラトニック」という言葉の面白さがある。
激しい衝動を歌いながら、最終的に欲しがっているのは肉体的な関係だけではなく、相手からの確かな気持ちなのだ。
「プラトニックな涙」が示すもの
強気な言葉が続く一方で、涙を連想させる表現も登場する。
この対比から見えてくるのは、強がっている恋する女性の姿だ。
「絶対にあなたでなければ嫌」という強烈な独占欲を見せながら、その裏側には相手の気持ちが分からない不安も存在する。
だからこそ、積極性と弱さが同時に描かれている。
単純なラブソングではなく、恋愛によって感情が揺れ動く女性の心理をかなり細かく描いた歌詞だと言える。
「プラトニック・プラネット」の結論
「プラトニック・プラネット」は、恋する二人だけの理想的な世界へ飛び出したいという願望を、惑星や神話のモチーフによって壮大に描いた楽曲だ。
表面的には明るく勢いのある恋愛ソングだが、その内側には「自分を選んでほしい」「関係を確かなものにしたい」という切実な気持ちがある。
だからこそ、「プラトニック・プラネット」は単なる甘い恋愛の歌ではない。
強気な愛情、嫉妬、不安、期待、涙まで含めた、恋愛感情そのものを一つの惑星に見立てた歌だと考察できる。
「プラトニック・プラネット」の口コミ
神話や惑星が出てくることで、普通の恋愛ソングとは違う壮大さを感じる。
強気な歌詞なのに、ところどころに不安や寂しさが見えるのが好き。
「プラトニック・プラネット」というタイトルが曲を聴いた後だとすごくしっくりくる。
Juice=Juiceらしい勢いのある曲だけど、歌詞を読むとかなり乙女心が詰まっている。
恋することで世界そのものが変わって見える感じを、惑星に例えているのが面白い。
